栄養士の「価値」の再定義
突然ですが、栄養士の存在意義とは何でしょうか。
献立作成?発注?調理?そういったスキルはもちろん必要ですが、今世の中の栄養士に必要なのは「会社に利益を生み出す能力」です。例えば、営業力。なぜ営業力?と思うかもしれませんが、これからの時代、栄養士に求められる能力です。
営業マンに劣ることのない商品への愛情を直接顧客に伝え、具体的な商品性を対等に議論できます。AIの発達により人間の仕事は減っていきますが、それは栄養士業務にも言えること。「栄養士」×「営業力」この二つを持ち合わせ、利益生み出すことができる栄養士は「最強」と言えます。

栄養士という職業を爆モテさせる
申し遅れましたが、6月より日本給食業経営総合研究所(日給研)に入社いたしました大野紗矢佳(おおのさやか)と申します。「栄養士という職業を爆モテさせる」という想いを持ち、給食業界に特化した経営コンサルティングをさせていただいております。
少しだけ自己紹介をさせてください。
大学卒業後、150床の病院給食直営業務に管理栄養士として従事いたしました。
給食と臨床の両面から経験を積み、栄養士という存在を直接支援できる方法は何かと考え、栄養士及び管理栄養士の人材紹介や教育事業に注力するとともに、600室を備えた高級高齢者マンションでの食堂運営事業に携わらせていただきました。
私が一貫して掲げている理念は「栄養士の地位を向上させること。」給食業界の地位が向上すれば巡り巡って栄養士の地位向上にも繋がるのではないかと思い、日給研に入社いたしました。
現場を経験したからこそ、給食業界への思い入れがあります。「あって当たり前。」そう思われている給食業の地位が低いのはおかしい!なくてはならないからこそもっと尊重されるべきではないでしょうか。そんな思いから、経営コンサルタントという立場で給食業に携わる方々を支えていく決意をいたしました。
栄養士の逆襲、始まります。
私は給食業界の地位を上げるとともに、栄養士の存在価値を上げ、「栄養士になりたい」「栄養士として働きたい」「栄養士の仕事って素敵だね」と思ってもらえるような世界を作ります。先ほど「営業力」が求められると申しましたが、あくまで一例です。固定概念にとらわれず、柔軟な思考を持ちつつも栄養士としての知識を活用できる力、つまり「栄養士」×「〇〇」といった付加価値を付けられる人材が求められているのではないでしょうか。
ここまで私の想いを綴らせていただきましたが、一緒に栄養士業界を盛り上げていきましょう!

