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給食会社にこそ経営理念が必要な理由

野間 元太

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野間 元太

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いつもコラムをお読みいただき、誠にありがとうございます。

日本給食業経営総合研究所(日給研)の代表を務めております、野間元太です。

今回は、給食業経営において非常に重要なテーマである、経営理念について触れていきたいと思います。

自社が持つ・醸し出す雰囲気を感じているか

毎日、全国の給食業のコンサルティングをさせていただいていますが、 最近はオンラインのミーティングだけでなく、 現地にご訪問することが増えています。現場にいけば、物理的なその会社の状況がより鮮明に把握できることはもちろんなのですが、何よりも「その会社の今の雰囲気」がわかります。

当たり前ですが 「良い雰囲気の会社」の方が業績が良いことが多いです。 ここでいう「良い雰囲気の会社」の定義は、 当然「ただただ管理がゆるいなあなあな会社」でなく、 平たくいうと 「嬉々として仕事に取り組むメンバーが揃っている会社」 「より良くするための意見がドンドンでる会社」です。

業績を伸ばしている給食会社の共通点

良い雰囲気の会社には、 必ず「共通言語」があります。

ここでいう「共通言語」とは、 その会社の「思想」であり「大切にしている価値観」を 言語化したものです。

代表的なもので言えば、 「企業理念(=顧客や社会や従業員に対するその会社の約束)」や「行動指針」です。 これらが多くの従業員に「共感」されているかいないかが 分かれ目です。

一方で、企業理念がただのお題目になっていることも多く、

①経営者自身が「言葉」に重要性をおいていない

②全経営者から受け継いだ言葉だが自分事になっていない などが主要因です。

若い人材が来ない、定着しない原因はここにある

若い人材が常に入り続ける会社が どの時代においても継続的に成長していく企業の原理原則だとした場合、 今の時代に生きる若い世代は 給与などの条件よりも その企業が目指す世界観・価値観に共感しない限り、 良い人材は入社しない時代ですし、 入社したとしても実態がともなっていなければ早々に離職していきます。

まずは、今一度、自社の「価値観」を必要に応じて再定義し、言語化し、 経営者はもちろん、一人でも多く共通言語の「語りべ」を育てていただければと思います。

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この記事を書いた人

野間 元太

野間 元太

東京都飯田橋にて生を受ける。 東証プライム上場 国内大手コンサルティングファームである株式会社船井総合研究所出身。 これまで日本に存在しなかった「給食業コンサルティング」を立ち上げた業界の第一人者。 地場系企業~大手に至るまでの業界トップの支援先数と成功事例を持ち、 その実績は、TBS「がっちりマンデー」 TV放映や各業界紙での特集を受ける等大きな注目を受けている。 2020年1月には、株式会社日本給食業経営総合研究所として独立し、始動。 企業理念「誇り高き給食業への羅針盤」を胸に、業界を先導する存在として、年間365日全国各地を駆け回っている。

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