日本給食業経営総合研究所で代表を務めています、野間です。
いつもお読みいただきありがとうございます!さて今回は、ほとんどの給食会社が悩む「採用が思うようにできない問題」についてです。配送パートが集まらない、製造人員が足りない、食堂受託先の人員補充ができない等、今のままでいくと人員が集まらないことが理由で事業縮小を余儀なくされるケースが今後増えていくことが予想されます。では、一体どうすれば良いのでしょうか?
①応募が上手くいっているかいないかの指標
<ある受託給食会社のパート採用事例(改善前)>
まず、自社の採用状況を数値に直してみましょう。数値化する数値は下記です。
(1)応募人数・面接人数・採用人数
(2)面接率(面接までたどり着いた確率)
(3)採用率(面接から採用に至った確率)
(4)採用÷応募(応募から採用に至った確率)
(5)応募単価(1名応募にかかった費用)
(6)面接単価(1名面接にかかった費用)
(7)採用単価(1名採用にかかった費用)
この7点が基礎数値(基本採用KPI)となります。
これを踏まえて、給食業界における合格ラインとなる数値は下記となります。
(2)面接率 50%
(3)採用率 40%
(4)採用÷応募 20%
この各数値から逸脱していれば、何かを変えなければならないので、参考としてお使いください。例えば面接率が低い場合は、応募があってから返信までの対応の早さや、面接までのフローを短くする(応募があってからすぐにオンライン面接をするなど)で数値の改善が見込まれます。とはいえ、そもそもの応募数を増やすことが必要です。そのためにしていただきたいことは、「給食業において実績のある求人会社を選ぶこと」です。
給食業で結果が出せる求人サポート会社
多くの給食会社の採用状況は、1人を採用するためのコストがあまりにも高すぎることが多いのですが、これから紹介する求人サポート会社に求人を依頼した場合、ほとんどのケースで1人を採用するのにかかっていたコストが、20~50%ほど削減されています。したがって、採用費を同額かけた場合、2~5倍の人数の応募や採用が見込まれることになります。
<ご紹介する給食業に強い求人サポート会社>
社名:ジーエスコンサルティング
サービス名:中小企業求人部
応募向上採用支援システムの中小企業求人部. | 採用活動まるごとおまかせのジーエスパートナーズ
当社のご支援先の多くの給食会社様がご利用されています。おそらくほとんどのケースで現状よりも状況が改善されると思われます。余談ですが、代表の半澤氏は、前職で私がまとめていた給食業コンサルティングチームに長く在籍しておりました。よって、業界のことを深く理解しており、また給食業界が大好きな人間です。ご興味がありましたら、上記を検索いただき、サービス内容についてお問合せください。その際に、日給研からの紹介と伝えていただけると、もしかするとより手厚いサポートが受けられるかもしれません。
最後に、今後の給食業界の全体像として、最低賃金で人を雇っていくという考え方からの脱却が必須になると考えています。それを見越して、当社のご支援先では先だって、地域一番の時給を打ち出せるようにするための取り組みを始めています。また進捗は共有させていただきますね。